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豆知識コラム

3年車を放置した結果
2020-11-11
カテゴリ:こんな時どうすれば?
車処分しなきゃな~…
と思いながらも面倒で、もし3年が過ぎてしまったらどうなるでしょうか?
 
 
弊社ではいろいろなお車を処分するお手伝いをさせていただいておりますが、3年以上そのままにしてあった車などもよくあります。
 
 
故障車ではなく普通に走行していた車をそのままにしていた場合どのようになるかを多い順にお伝えしていきます。
 
 
 
①バッテリー劣化によりエンジンがかからない
おもちゃの電池などもずっと使わずにいたら白い粉がふいていたりして、もう使えなくなっていることありますよね。
車のバッテリーも同じで、使わなければ放電してしまい、ほとんどの場合エンジンがかからなくなります。
 
バッテリーが新品だったり、保管条件が良ければそうとも限りませんが、多くの場合はかからないでしょう。
他の車とケーブルで繋いでエンジンをかけたとしてもかからない場合も多いのです。
 
②ブレーキの固着
ここでのブレーキというのはサイドブレーキのことです。車を止めた時、サイドブレーキもずっとかけっぱなしになっているとブレーキが固まってしまい、タイヤが動かなくなってしまいます。
 
この時にエンジンがかかれば固着している部分も外れますが、エンジンがかからなかった時には人力で車を押すことができなくなり、いざ引き上げをしてもらう時に、停めている場所によっては非常に困難になってしまうのです。
 
ですから平地で長期保管するときにはサイドブレーキはかけない方が良いでしょう。
 
 
③タイヤの空気が抜ける
3年で空気が抜けることは少ないのですが、それ以上放置していた場合には徐々に空気が抜けていきます。
 
空気が抜けて完全にぺちゃんこになってしまった時なにが大変かというと、これもエンジンがかからない場合に人力で動かすのが困難になるということです。
 
不思議ですよね、タイヤに空気があるかないかで車そのものの重さは変わらないのに、物理的に動かせなくなるんです。
 
 
どうやって引き上げるの?
上記のような状態の車でエンジンがかからなかった場合、引き取る時にはどうするでしょうか。
 
ポイントとなるのは場所と、タイヤが回るかどうか、(手で車を押して動かせるかどうか)がキーとなります。
 
■広い場所+タイヤが回らない
こんな時はクレーン付きの積載車が横付けでき、上に木や電線などの障害物がなければ問題なく引き上げられます。上から吊り上げるのです。
 
■狭い場所+タイヤが回る
この場合、積載車を停めている広い場所まで人力で車を押していきます。トラックまで来れたらあとは吊り上げるかワイヤーで引っ張り上げるか等して積載車に載せます。
 
■狭い場所+タイヤが回らない
問題はこのパターンです。
タイヤが回らなければ車をその場から移動できなくなってしまいますので困難な車両ということになってしまいます。
タイヤの下にローラー付の台を置いて動かしたり、タイヤを交換したりその場でできる色々な方法でなんとか頑張って引き出す必要があります。
 
このような場合、廃車専門の業者ではお断りされることがほとんどですが、カートリーでは何とか方法を考えてやってみますので、まるごと任せてしまってください。
困難車両でも無料でできる場合も多いんですよ。
 
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